ギャンブル依存症とは何か?依存症者の特徴と末路

ギャンブル依存症者とは

パチンコ、パチスロ、競輪、競馬、競艇などのギャンブルによって経済的、社会的、精神的な不都合が生ずるにもかかわらず止めることができない病気です。世界保健機関WHOが病気と位置付けており、病的賭博者、病的ギャンブラーとも呼びます。

世界保健機関が定める精神および行動の障害の臨床記述と診断ガイドライン(ICD-10)では病的賭博、アメリカ精神医学会が定める精神疾患の診断、統計マニュアル(DSM-5)ではギャンブル障害という診断名が用いられています。

ギャンブル依存症の症例を下記にあげました。

ひとつでも当てはまれば依存症の可能性が高いと言えます。

  • 負けてでもいいからギャンブルをやりたいと思う。行く前から今日は何万負けるなと計算しながらも行ってしまう。
  • いくら負けていても当たった時の快感を期待していつまでも止められずズルズルやってしまう。
  • 損切りができず、負けた状態で引き下がるという事ができない。
  • 家族や友人に嘘をついてでも行ってしまう。バレバレの嘘でさえも強引に押し通して行ってしまう。
  • 使っていいお金の範囲を無視して行ってしまう。定期代や家賃、食費、高熱費などを犠牲にしてでも打ってしまう。
  • ギャンブルをする為に借金をしてしまう。これは重傷で、普通は使える金が無くなれば一時的にギャンブルをしなくなるのが依存症者でも普通です。それを超えた行為ですから重傷といえます。
  • ギャンブルをする為に仕事や勉強をおろそかにしてしまう。サボったりずる休みをしてまでギャンブルをやってしまう。
  • ひどく後悔をして絶対にやめると決意してもしばらくするとまたギャンブルをやり始めるという事を繰り返している。再開するときにはやっぱりギャンブルこそが自分の1番やりたいことだと思ってしまう。

依存する対象

ギャンブル依存の中でも依存対象は様々あります。パチンコ、パチスロ、競馬、このあたりが多いのではと思います。

他にも麻雀、競泳、競輪、花札(最近はあんまりないか?)などが考えられます。

私の経験的には思い立ったらすぐできてどこでもできるギャンブル、これが最も厄介であり、それはパチンコ、パチスロ、FX、ネット競馬、あるいはネット上でできるオンラインカジノのようなものが最も危険だと思います。

一回ハマったら最後、脳内麻薬が作り出される回路ができてしまいます。脳内麻薬を欲しがる渇望は脳内をボウっと熱くし、身体を衝動的に動かそうとします。これを制御する事は相当な意志の強さが必要なのです。

ギャンブル依存症者の末路

それではそんなギャンブル依存症者が最終的にどうなってしまうのかという事をまず最初に書いておこうと思います。

このまま辞めなければあなた自身もこうなってしまうかもしれません。

お金がなくなってしまう

ギャンブル依存症の金が増えるということは短期的にあっても長期的には絶対にありません。

よくギャンブル依存症者の中には、自分はヒキが強い、運が強い人間だ。だから他の人のように負け続けるはずがないと心のどこかで思っている人がいます。または、たまたま今は運が悪いだけでいつか上向いてくると思っている人も多いでしょう。しかし、それは思い込みで常に打ち手が負けるような確率になっておりそれはみんな平等です。実力でなんとかできると考えさせるのもギャンブルの罠なのです。

友人、家族が居なくなる。

友人に借金をしたり約束を反故にしたりしてギャンブルを優先するため友人が少なくなっていきます。ギャンブルをやっている友人ばかりになっていき抜け出すのが余計に難しくなります。家族、配偶者や子供と金銭問題が発覚し離婚という末路を辿るパターンもかなり典型的です。

仕事に身が入らなくなる

何をしていてもギャンブルのことを考えてしまうので仕事どころではなくなり、会社をサボるようにもなります。頻繁に休みを取ったり空アポをいれたりしてサボりパチスロをやってしまうなどしてしまうようになります。このようなことはやがて周りにバレてしまい結果信用を失うことにもなります。

不健康になる

食事や運動は後回しになるため不健康にもなります。ギャンブル依存症者はお金がなくなるとカップラーメンだけや何も食べずに過ごしたりしがちです。半面勝ったときは派手に外食をしたり酒を飲んだりしますからどんどん不健康になっていきます。また医療行為なども後回しにしてしまいがちです。

みすぼらしくなる

パチンコに行くことが第一優先になり身なりを気にしなくなります。服も髪も肌もボロボロいつも同じ格好。これがギャンブル依存症の姿です。パチンコ屋にいくとボロボロのおばさん、おじさんがたくさんいます。それは一目で依存症だとわかるほどです。

犯罪をおかす

お金がなくなることで盗難、詐欺などの犯罪を犯してしまうケースもあります。拾った財布から金を抜き取るなども含まれます。また現実逃避のため危険ドラッグや麻薬、覚せい剤に手を染める人もいるかもしれません。また子供がいる場合は存在自体が邪魔になり虐待やご飯を与えないなど保護者責任を放棄するなどの行動をとる場合もあります。本当の本当に底まで落ちたらこうなってしまう可能性もゼロではありません。

命を絶つ

金銭的に行き詰まった場合自殺してしまう人も沢山います。パチンコ屋のトイレで自殺した、パチンコ屋から飛び降りて死んだ。こんな話は至る所に転がっています。このような最悪の事態になる前になんとしてでもギャンブルから足を洗いましょう。

このような姿にならないように早めにギャンブルを辞める事を決意しましょう。